2012年4月26日木曜日

TN展、無事終了しました。




 
TN展にご来場いただいた方々、誠にありがとうございました。

例年、展示会の日は天気が悪く、2日間のうち1日は大雨になると言われていますが、
今回は、天気に恵まれ2日とも晴れでした。

ベージュのワンピースは、ecru+がんばれ日本!をテーマにデザイナーが企画しました。
「かわいい!」「マニアックな柄〜」「タツノオトシゴ?」などなど、
興味を持って頂き、うれしい限りです。「ありそうでなかった。」うれしいですね。
他の機屋さん、日本列島柄、気にはなっていたけど、柄に起こすまでは〜...と。

会社のブースにはジャガードゾーン、シルクゾーン、新作ゾーンがありましたが、
シルクゾーンを念入りに見ているお客様が多く、ブライダルの用途ではないが探しているという方もいらっしゃいました。いよいよ、富士吉田の濡れ巻きサテンが世界中へ?

MADE IN JAPAN の肉厚サテンを探している方、富士吉田の森の中にありますよー!!



今回、富士工業技術センター(シケンジョ)の方が製作してくれた濡れ巻き整経の資料ボードと職人さんたちの作業風景の画像をスライドショーにして展示しました。
お客さんの中には「これ、手整経じゃん! こんなことやってる産地あるんだ!」と驚かれている方もいました。
おばあさんの手さばき、実際見るともっと驚きます。
すごい技術なのですが、後継者がいないのです。まずは伝えることからですね。



直接、お客様と顔を合わせてお話をする事は、生産者にとってもお客様にとっても
本当に大切なことだと改めて感じました。

次回TN展a/wは10月です。

今後ともよろしくお願い致します。





2012年4月11日水曜日

検反職人part2


その昔(50年程前?)、検反機というものがなかったので、当時はこのように

反物を膝に置き、手で織物を巻き取りながらキズのチェックしていたそうです。

後半は巻き取った反物が太くなっていくため、回転させるのが大変そうです。

もちろん、その頃は反物の巾も狭かったのでスムーズに行えたのですが、

現在の主流である広巾では無理な動きですね。

織り上がったばかりの何十mもの織物を、一度全部巻き直す訳ですから、

キズのチェックだけでもとーっても時間のかかる作業です。

当時は1000mの織物があがれば、1000m手作業で、、、

いま考えると恐ろしい作業量です。

この日は訳あって、社長が手作業で自慢のジャガード(92cm巾)を1反検反してました。

2012年4月2日月曜日

2013 S/S テキスタイルネットワークジャパン 東京展






2013 s/s TN JAPAN 東京展
テーマは "ecru+"  
日時 2012 4/24(火) 13:00-19:00
                25(水) 10:00-17:00

場所 スタジアムプレイス青山 7階ホールA,C
   東京都港区北青山2−9−5
最寄り駅 外苑前駅(3番出口より徒歩4分)






年に2回開かれるテキスタイル見本市のTN展ですが、宮下織物は今回で27回目の参加となります。
展示会がスタートしてから13年間皆勤で出展しているので、古株という存在になってきました。
どの展示会も不況の影響を受けていると言われていますが、この展示会場は前回もたくさんのお客さまに来て頂き、大変にぎわっていました。
今年もたくさんの出会いがあることを期待しております。

その他今回出展する企業は下記の20社です。 

クレッシェンド・ヨネザワ
みやしん㈱
双葉レース㈱
㈱川邊莫大小製造所
㈲福田織物
古橋織布㈲
HCN浜松コットンネットワーク
日の出紡織㈱
SUZUSAN
坪由織物㈱
UEMATSU co.,LTD
福井・布のえき
㈱おおまえ
daisen 大染工業㈱
DAIKEI大景㈱
林キルティング
細川毛織㈱
播州の機屋(播州織工業組合)
阿江ハンカチーフ㈱
渡辺パイル織物㈱



長年お付き合いのある方も、はじめてお目にかかる方も、素材探しにぜひお立ち寄り下さい。この展示会は入場制限(DM持参)がございますので、ご興味のある方はこちらまでご連絡下さい。