その昔(50年程前?)、検反機というものがなかったので、当時はこのように
反物を膝に置き、手で織物を巻き取りながらキズのチェックしていたそうです。
後半は巻き取った反物が太くなっていくため、回転させるのが大変そうです。
もちろん、その頃は反物の巾も狭かったのでスムーズに行えたのですが、
現在の主流である広巾では無理な動きですね。
織り上がったばかりの何十mもの織物を、一度全部巻き直す訳ですから、
キズのチェックだけでもとーっても時間のかかる作業です。
当時は1000mの織物があがれば、1000m手作業で、、、
いま考えると恐ろしい作業量です。
この日は訳あって、社長が手作業で自慢のジャガード(92cm巾)を1反検反してました。
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